窓の耐震補強を目的としたリフォームを行う場合、まず最初に考えたいのが現在設置されている個数や位置です。壁よりも弱いことは確かですので、あまりにも多くの個数が設置されていると耐震性は低くなります。取り外すことができるのなら、必要のない箇所だけで壁にしても良いかもしれません。風通しのことを考えて設置した場合でも、思っていたほど風が通らないことに気づいたり、不要な位置に設置されていることが分かったりして、後から修正したいと考えることが多々あります。
耐震性を高めるためのリフォームですが、具体的な手法では窓に耐震補強フレームを設置したり、面積を小さいものにするのが有効です。フレームの設置は2日くらいで終わり、費用はグレードの高いものなら100万円前後のお金がかかります。高額に思えるかもしれませんが、強度に問題がある状態では安全に暮らせませんので、リスクが高いと判断したらできるだけ早急にリフォームを検討するべきです。足場が必要なケースでは更にその期間や料金がプラスされます。
業者との間でしっかりとした打ち合わせを行い、納得のいく内容で進めることが大切です。窓の大きさを変更することも一つの方法であり、補強フレームの見た目が気になる場合でもこの方法で対処できます。サイズ変更では外壁の工事も一緒に行う必要がありますし、状況によっては足場も組まなければなりませんので、工事には3日以上を要する可能性もあります。