窓を防寒する現実的な方法

窓の断熱性はガラスやサッシの交換が効果的ですが、既存のものにも工夫をすることで防寒効果を得ることができます。例えばプチプチなどの空気層を含むシートを窓に貼ったり、熱伝導率の低いスポンジ状のテープなどをサッシに貼るだけでも防寒になります。プチプチは二重三重に、スポンジテープは厚手のものを選んで貼るか、重ね貼りすることで更なる効果に期待できます。採光ができなくなっても構わないのであれば、壁内に使用する断熱ボードを窓の大きさにカットして内側に貼ると、優れた防寒効果が発揮されます。

それは周りの壁と遜色なく暖かく感じられるほどで、手を近づけても冷気が流れ込まないことが分かるくらいの効果です。窓の防寒は見栄えや採光とのトレードオフで、効果を高めようとするほど見た目が壁に近づいていきます。結局のところ、断熱性能は窓よりも壁の方が上で、防寒をしようと思えば厚みで断熱性を高める他ないわけです。透明なスポンジ状の断熱材があれば、多少明るさを損ねるとしても採光を諦めずに済みますが、現実的には難しいです。

そこで現実的なのがプチプチという選択肢で、適度な空気層と持つ透明な素材ということから検討の候補に浮上します。一般的な薄手のプチプチは、片面が平面でもう一面がでこぼこですから、両面共に平面の3層タイプを選択すること、可能な限り重ね張りすることをおすすめします。ただし割れやすい網入りガラスは貼り付け不可なので、必ず網が入っていないことを確認して貼る必要があります。

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