窓を防熱にすると、色々なメリットがあります。では、代表的なメリットとしてどのようなものがあるのかというと、結露ができにくくなることです。結露は、室内の温度と屋外の温度の差が激しい時に起こりやすくなります。窓を防熱にすると、室内と屋外の温度差が少なくなるため結露ができにくくなるのです。
結露が多いと床やレールが濡れて掃除が大変だったり、部屋の中に湿気がたまりカビやすくなったりします。カビは、見た目が黒ずんできた内だけでなく、家を劣化させる原因にもなるので注意が必要です。カビの中にはアレルギーを誘発するものもあるので、できるだけ湿気のたまらない状態にしておくことが大切です。防熱窓にすれば、そのようなリスクを減らすことができます。
また、光熱費を安く抑えられるのもメリットです。防熱窓にすると、暖房や冷房の熱気や冷気が外に逃げにくくなるため、部屋の中を快適な温度に保つことができます。エアコンの稼働も少なくなるため、光熱費を抑えることができるのです。月々に節約できる金額は少なくても、1年単位で考えると数万円ほど安くなることもあります。
そして、ヒートショックを予防することができるのもメリットです。ヒートショックは室内と屋外の温度差が激しい時に起こりやすくなりますが、防熱窓で寒暖差を抑えることで予防することができます。ヒートショックが起こりやすいのはバスルームであるため、まずはバスルームから導入してみるのも良いでしょう。